陸上未経験のサブスリー挑戦

川内優輝選手の走りに感動して、2018年1月よりマラソンの練習を始めました。マラソン3:04(2020勝田)

早くなれそうな予感

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木曜日から右膝に少し違和感がてできました。
無理すると壊れる感じなのですが、ポイント練習したかったので、土曜日は膝に負担少な目の坂ダッシュ
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15-20本やりたかったのですが、8本目で身体からSOSが出たので辞めました。
夜に骨ストレッチした際、故障しそうな嫌な疲れを感じました。
でも、明日起きて違和感無ければ、走りたい。試したい。その衝動を抑えられない。

そう思う本に出会いました。

早くなれる、というより、上手に走れる予感がしました。


そして日曜日。違和感がない上に恵の雨。
絶好の走りやすいコンディションだったので出走しました。インターバルはヤバそうなので、10キロのペース走+2キロフリーを計画しましたが、8キロの時点で身体からまたSOSが出たので、欲張らずに終了しました。
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この練習内容では、早くなれる気がしませんが、気持ち的には希望があります。

そう、土曜日に読んだ「古武術でカラダがみるみる蘇る」の影響です。

古武術と言えば、甲野善紀氏。
金メダリストの小平奈緒選手を指導した著者の高橋氏も甲野氏に教わっているそうです。

この本は、スポーツなどを行う前の動作について書かれていて、考え方としては、人が本来持っている身体の動き(無理の無い動き)ができれば、パフォーマンスが上がるというものです。

骨ストレッチにしても、こういう考え方が好きなんです。

やってみて驚いたものは

「足の小指に力を入れて歩く」
「足の親指に力を入れて歩く」

全然違います。親指に力が入るとブレーキがかかり、身体が突っかかって、負担がかかります。

小指の付け根を意識して、着地の脚全体に骨盤を押し付けるように預けられると、いい感じで走れます。

牛山選手がアップしていた、ヴェイパーの靴底。
https://mobile.twitter.com/jun1ushiyama/status/1160658781308456960/photo/1
なんでこんなところがえぐられるのか、ようやくわかりました。
小指意識で脚のQアングル通り、自然に中心に接地できると、小指の付け根辺りから地面にコンタクトするので、自然にこうなります。
最初この写真を見たとき、無理矢理形だけこの部分から接地しようと試したことがありましたが、足首をこねて自分から地面をもらいにいくと、ギクシャクして怪我しそうでした。足首の角度に無理が出るからです。
また、みやすのんき氏のフォアフット(前摺)も、小指着地でようやく理解できました。
3ヶ月くらい真似していたのですが、膝に負担が大きくて辞めました。親指側からフォアフットしようとしてブレーキがかかっていたのが原因だったのだと思います。

他にもこの本には、背骨の積み重ね方や、前屈と屈伸での骨盤の収め方、正しい四股の踏み方など、ランナーに参考になる動きが、写真豊富に解説されています。この本を読んで、刃牙で相撲が描かれているのを思い出しました。四股や突っ張り(肩甲骨を落として、力の入るポジションで押す)など、相撲の動きは、身体本来の力を引き出すための動きなんですね。
それはそうですよね。150キロを超える自分の身体を支えたり、相手力士の体重も乗ると300キロを超える中、筋肉だけではどうにもならず、身体の自然な動きができないと、すぐに故障して引退ですよね。
だから、あの練習を積み重ねるのだと理解したので、今度は相撲の本を読んでみたいと思いました。

特に四股を試して、なんで右脚ばかり故障するのかわかりました。
四股で、左脚を軸足にした場合はスムーズにできるのですが、右脚だと脚に骨盤を預けられなくて、親指で踏ん張る感じになっていました。為末大学の骨盤ストレッチでも、右脚が引っかかっていたので、四股を練習すれば、解決できそうな気がします。
今まで四股は良くやっていたのですが、間違った動きで、あれは四股ではない、意味のない動きだったのに気がついて良かったです。

立ち読みで終わらせていたら、なんとなくで見逃して、参考にならなかったでしょう。
内容あまり見ずに、まずは買ってしまって良かったです。
私の場合は、お金出さないと真剣味が足りず、身につかないんですよね。

足の小指に力を入れて歩いて、違いを感じたら、ぜひ読んでみてください。
オススメです。

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