陸上未経験のサブスリー挑戦

川内優輝選手の走りに感動して、2018年1月よりマラソンの練習を始めました。マラソン3:04(2020勝田)

自信が無くなる時こそ、捨てる!

彩湖が復旧して、約5キロのコースご走れるようになりました。
前と同じように、多くのランナーや草野球、ラジコンヨットの人などで賑わっていました。
あれだけの沈没から回復させた皆様に感謝です。

日曜日に25キロ(4.25)+2キロ(フリー)というメニューのポイント練習を行う予定でしたが、18キロで打ち上がってしまい、こなせませんでした。
こうも力不足ご続くと、自信無くなりますが、残念がっているだけではもったいないので、その後3キロジョグ2キロ(キロ4)を行なって帰りました。
この5キロには練習の意味はありませんが、ストレス発散です。


帰った後、読む本が無くなったのでブックオフに。


最近、仕事を絞っていこうと思っていたので、気になって買いました。
まあ、最低でも2年くらいは続くコロナ不況で、勝手に減るとは思いますが・・・


1日100食しか売らないビジネスモデルのお店の話です。

  1. 売り上げは限定されるけど、働く時間が減って、自分や家族への時間が増えてハッピーに。給料よりも時間の価値。
  2. 限定にすることで「行かないと売り切れる」となり、口コミで連日完売。広告の必要ないから、原価率を上げてクオリティを確保できる
  3. 限定かつメニューも絞ることで、フードロスが極端に少なく(日本では、1日1人お茶碗1杯分が捨てられているそうです。2015年調べ)
  4. 経営、オペレーションが単純になるから、一つ一つの業務について考える時間が増えて、仕事がより深化する

読み終わった後、はっとさせられました。

仕事の事ではなく、ランニングのことで。



売上至上主義 = タイム至上主義

になっていたなと。



練習でタイムばかり気にして、肝心な「上手に楽しく走ること」への意識が少なくなってました。だからタイムばかり気にして、キツいからと18キロで辞めてしまう。

閾値走も少し早く走りたがる。
インターバルも設定よりもレストを多く取って、疾走タイムに拘ってしまう。


もちろん設定タイムはとても大切だと思います。
でも、私レベルでは、それより大事なことがあります。そもそも、身体が上手く動かせていません。


売上を制限するかのごとく、スピードの上限をキロ4.00とする。
そうすると、どれだけタイムを縮めるかではなく、確実に走れるタイムを、いかに楽に走れるかに注力できる。
ジョグもキロ5.15を上限とする。
そうすると、今ピッチ168で5.15のところを、ダニエルズさん推奨のピッチ180で5.15を刻め、足の回転が早くなる。

課題へのアプローチ方法が変わりそうです。



重心の真下や乗り込めるポイントに足を置けてないから、ランニングエコノミーが低い。
腕の引く角度に無理が少しあるから、上手く上半身と下半身の骨が連動していない。
バランスが悪いから、右足に負担がかかって、いつも片側だけ怪我する。

ぱっと思い出すだけで、いくつも課題を挙げられる状態です。


もっと身体が気持ちよく動いてくれるための努力、起きたばかりで硬い身体を走らせる前の動的ストレッチ、走り終わった後のケア。食べるもの。

ケガの後、タイム以外に気を使うことの方が多い、楽しい修行だと気がついたはずなのに、また忘れていました。


調子が出ない今だから、タイムは捨てやすいです。
タイムに一喜一憂するのではなくて、身体の微細な動きについて気を使い、練習の後に振り返りたいと思います。


何かを捨てることで、他のことが深く見える。

佰食屋が100食と決めている縛りを、ランニングに置き換えて、毎週減らすことを決めて取り組めば、レベルアップできる!と感じました。


アレもこれもできなくて、ラン食さんの琵琶湖2.18.33とかの「ベスト出ました」動画や、1年で20分縮んでサブスリー できました!的なブログを見ると、自分の才能の無さにがっかりしたり、嫉妬したりしますが、がっかりできて嫉妬できるほど好きなんだなと。
そんなこと、学生時代には無かったので、新鮮です。



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