陸上未経験のサブスリー挑戦

川内優輝選手の走りに感動して、2018年1月よりマラソンの練習を始めました。マラソン3:04(2020勝田)

ラン食さんとまるお部長と走る

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集団とペーサーと走ると、こんなにラクで楽しいなんて


ランニング食堂さんの動画を久しぶりに見たら、舎人公園で「第1回まるおカップ」が2日後に開催されることを知りました。


妻と子供たちに「舎人公園行く?」と聞いたら、

「一人でどうぞ」

と言われたので、気兼ねなく参加できました。


YouTuberだけあって、当日の様子はYouTubeライブで配信されたので、時間とチャンネルを教えて、子供たちに見てもらいました。

声は届かないけど、励みになります^_^


ただただ、ラン食さんとまるお部長に会うだけと思っていたのですが、応援してもらえるとなったら急に


「自己ベスト」


を意識し始め、当日は朝から心地良い緊張を感じました。
自分に期待しているということなので、良いことです。


ベストは練習の18:56です。

調子は良くも悪くもなく、越えられるかどうかのギリギリの実力です。

5000のトラックレースは参加したことありませんが、19:00ペーサーの余裕のある走りに引っ張ってもらえたら、達成できると思い込んでいました。


序盤3200mまでは19分のペーサー真後ろについて行って3:48を刻み、中盤の800は少しペースアップして、終盤800は、18:10のペーサー目掛けて、気持ちよく走り抜けて18:38!ベスト更新!やったー!
という、とっても都合の良いプランをえがきました。


ここまでの文章は、公園に行くバスで書いています。はたしてどうなったか。

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会場に着くと、ポップラインさんのMCで、1500が始まっていました。ポップラインさんは最終レースまでMCして、その後に鬼ごっこして400のPBが出るか?
という企画の撮影を行っていました。


なんと、ラン食さんとまるお部長は、1500と5000、各3本のペーサーを2人で行っていました。
合計6本です。
ファンなら、こんなに嬉しいエンターテインメントはありません。


1200円で2人と走れるなんて、安すぎです。

アイドルにハマる気持ちが、初めて肌感覚としてわかりました。


2人がペーサーしながら、

「あと2000!頑張りましょう」

とこまめに声をかけてくれて頑張れるのと共に、自分もランニング動画の当事者になる、初めての感じ。


楽しくて、気持ち良かったです。

家に帰って、動画チェックできました。フォームの確認になって良いです。


3000円でも安いですね。

走る前後に5分ずつのパーソナルレッスン付きだったら、5980円でしょうか?


お二人の写真を撮ってSNSにアップしてもOK券付きはプラス1000円とか。

初めて、SNSリア充写真を上げる人の気持ちがわかりました。
ラン食さん達の写真を上げられたら、何もない、何者でもない遅い自分が、あたかも速くてすごい人になったかのような気持ちになれます。
SNS映えの要は「優越感」よりも「自分の成長」の方が正確なのかなと思いました。

すごい人の威を借りて、自分が大きくなったと錯覚することで、比較することが大きな価値観を占める現代の生活が、少し豊かになると言いますか、比較対象の誰かよりも成長できた感じがして、閉塞感から前に進めると言いますか。

おじさんになっても、自分の成長を感じられて、自己肯定感が高まるから、中年になって走りにハマる人が多いのだと感じています。


ランニングやっている人の

「足が速いと、すごい。」

という小学生のような純粋な世界観において、2時間18分のラン食さん、20分代のまるお部長の「神感」は半端無いです。
そして、動画で伝わる柔らかい、真面目な人柄。真摯な態度。

当日会って話して、動画のまんまだと感じました。


2人とも、とっても軽くて、羨ましい走りしていました。
横で真剣に見ていましたが、キロ3近くでも、ジョグのようでした。
基本、どのスピード域においてもフォームは変わらないので、さすがです。
遅いスピードでも、脚が残らないのは凄いです。



レースはプラン通り行えました。

結果は18:48だと思います(正式ではなく、計測結果も後から届くので)

私の手元だと
3:54・3:50・3.50・3.42・3.31

ゴール過ぎすぐに5キロのアラームが鳴ったので、結構正確だと思います。


最初のペースが少し遅かったですね。
時計見ないで走るので、わかりませんでした。
19分のペーサーはまるお部長でしたが、普段はこんな中途半端な速さでは走らないので、時計と睨めっこで、ペースメイクが大変だったと思います。
前後のレースでは、違うタイムでペーサーしますし。


3200から予定通りビルドアップできて、走った後は、まだ余力がありました。

「まだまだいけそう!」

と、思える力を残せて走れたので、とても良かったです。
ビルドアップ(ネガティブスプリット)でのフィニッシュは、自己肯定感が最大になるなと感じます。

タイムより、次また走りたいと思うかどうかに価値観を置いているので、苦しまずに、ラスト上げて終わるのが、最高のモチベーションになります。


明日も走りたいです。


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