色が付くことで
少し前になりますが、8月のsession22で知ったこの本。
モノクロ写真をAIと人力での調整でカラー化することで、戦争当事者の記憶が蘇る「記憶の解凍」を、後世に伝えるプロジェクトをまとめた書籍です。
詳しくは渡邊さんのTwitterに
https://mobile.twitter.com/hwtnv
モノクロだと、過去のものという先入観になり、自分ごととして感じられません。
カラーになる、色が付くというだけで、ぐっと自分ごとに感じられる、同じ写真でも、受け取るものや生まれる感情がかなり変わります。
とても考えさせられました。
間違いない名著です。
今、コロナという戦いの中、太平洋戦争の若者の気持ちを感じることは、とても意味のあることだと思います。
早くなったところで意味なんてない、
ランニングという贅沢
それを無邪気に楽しめる有り難さに、感謝します。
真夏の足柄峠
始発電車に乗って、半年以上振りに足柄峠を走ってきました。
到着は8時頃。
30度を超えていたのでキツかったですが、4人で走ったので楽しかったです。
一人だったら辞めていたかもしれません。
みんなで走っても3回くらい辞めたいと思いましたので・・・
久しぶりの長い下りで、着地筋を破壊できた気がします。
ピッチの遅い私には、登りより、下りでいかに足を残さずダメージを減らすかがポイントになります。
エボーリュの個人レッスンで習った、後ろの方で脚を回すイメージで走りました。
普通の坂なら効果的なのですが、激坂には今の私の足回しでは通用しませんでした( ; ; )
走り終わったら、さくらの湯に入って、受付のおばちゃんに教えてもらった白いアメリカンハウス的なお店でお昼を食べました。
お会計のとき、「ハンバーガーいくらだっけ?」「盛り蕎麦は?」と、値段がわからないようで、そのアバウトさが面白かったです。
もちろん、盛り蕎麦とハンバーガーがメニューにあるなんでも感も、とてもいいです。
いつも寄っているデイリー山崎は営業していませんでした。コロナの影響で潰れてしまっていると嫌です。
あのイートインスペースといいますか、野菜とか置いてあったりするあの四角い憩いスペースが好きだったんですよね。あそこで少し食べて、「今日もやるぞ」
と出発するのが定番でした。
あと、改札にTOICAの機械が設置されていて、進化していました。
ただ、Suicaだと反応しなかったりしていたのと、残高が無かったので、いつものように、あのコスパの悪い大きな切符を買いました。
今となっては、切符買うことはほぼ無いですが、山北駅には、切符専用の棚があって、そこに沢山の切符が置いてあって、駅員さんのあの感じも含めて、なんだかほっこりします。
何度か行っていると、山北町がふるさとのように思えてきます。
次行ったときは、どんな変化があるのか、楽しみです。
ビルドダウンペース走はもうしない
水曜日に、10キロのペース走を行いました。
新たに二つ試したことがあります。
一つ目は、よく早い人がやっている前日の刺激入れ。
前日のジョグの途中に1キロ3:25を1本入れてみました。
結果は何も変化を感じることができませんでした。
私のレベルでは意味ないのか、やり方が悪いか・・・わかりません。
二つ目は、ビルドダウン。
10キロの最初の5キロは4:10で後半を4:20としてみました。
結果は、いつもよりキツくて8キロ目で辞めたくなりました。
先に心拍数を上がってしまう身体的なものと、ペースが落ちて脳が「もう速く走れない」「疲れた」と思ってしまう、精神的なものの両方が原因かなと感じました。
心拍数が上がって、長い閾値走みたいになったので、良い影響もあるのかもしれませんが、もうやらないと思います。
10キロの中でペースを変えるなら、最初の5キロ4:25、次の5キロ4:05のビルドアップや、
1キロごと4:30→4:00と5回繰り返すパターンの方がいいなと感じます。
個人的に2段階のビルドアップなら、微妙に10秒上げるより、20秒以上差があった方が、メリハリがあって楽しいです。
ビルドダウンだと、終わったあとの「ガッカリ感」がすごいので、やはり最後は上げて「やった感」が欲しいです。
達成感と爽快感を得て、楽しむために練習しているので、嫌な気持ちで終わりたくないですね。
8月351.3キロ
8月は30キロ以上のロング走が2回で、トータル351.3キロでした。ここ1年、怪我しなければ、350キロが目安となってきました。
今日は最近行っている、ジョグの途中に10メートルくらいの全力坂ダッシュを10本行いました。
普段使わないフルパワーで行うため、確かに最高出力が上がる気がします。
ポイント練習の前日に行うと、筋肉痛などで脚が重くなってしまいます。
今日見た為末大学の「手応えと感触」が、とても面白かったです。為末さんは、言葉にするのが上手だなと、いつも思います。
私もこの感触を追っていきたいです。
https://youtu.be/My4t9yYKFkU
最近読んだ中で、とても面白かった本が2冊ありました。どちらもメンタリストDaiGoさんが何度も絶賛していたので、買わされてしまいましたが、何倍もの価値がありました。
1冊目は、「ザ・コピーライティング」
私は広告が好きで、コピーライティング系や広告大賞系の本はたくさん読んできましたが、その中でも一番実用的で役に立つ感じました。DaiGoさんが絶賛するだけあります。
内容は古いかもしれませんが、科学的に検証された本質は、今でも、そして未来でも通用すると思います。
もう一冊は、「シュガーマンのマーケティング」
ここ数ヶ月、マーケティング系、特にサブスク系の本や動画をたくさん見てきましたが、これが一番良かったです。
こちらも2006年と、少し古いのでアレかなと思ったのですが、普遍的な本質がびっしり。
どちらも、仕事だけでなく、ブログやメール書く時など、様々なシーンで使える知識があります。
本は読んだらすぐに手放す派ですが、この2冊は本棚に置きました。
論文や本を沢山読んでいる人のオススメは、質が高いですね。
1キロ×4インターバル+5キロペース走
木曜日から、疲労が溜まっているのか、腰から下がダルくて重くて、故障の予兆とは違う違和感がありました。
土曜日のポイント練習前のウォーミングアップで、2キロジョグしても、この重さは取れませんでした。
それなら、このコンディションを活かせないかと考え、マラソン終盤での、サブスリー ペースの余裕度を上げる練習をすることにしました。
まず最初に、脚をもっと重くしたいので、暑くても短時間でできるインターバルを行いました。
(1キロ×4本レスト1分の追い込みすぎず、休みすぎず設定)
水をかぶって10分ほど休み、今日メインの5キロのペース走を。
重い脚が残らないよう、ピッチを気をつけた結果、187と、前回同じくらいのペースで走った時より10くらい上げられました。
普段はピッチが上がるとキツくなるのですが、余裕度は前回よりありました。
おそらく、脚が重くて蹴れず、いつもより全身をバランス良く動かせたからかなと思います。最近のチェックポイントである、腕振りと脚の連動を気をつけました。踏み足でリズムを取らないようにと。
身体が地面に居つかないと、主観より速く楽に走れそうな気がします。
早朝ビルドアップ
4時台には出走したかったのに、寝坊してしまい、起きて15分で走る羽目になってしまいました。
今日のメニューは5キロ×3のビルドアップ。
身体の準備ができていないせいなのか、ピッチが176と、前と同じくらいに戻ってしまいました。
最近、踏み足とは逆を意識して185くらいになっていたので、準備運動は大切だなと感じました。
動的ストレッチもそうですが、起きて1時間くらいはゆっくり身体を目覚めさせた方が良いなと思います。
私の好きなコモディイイダ陸上部の動画に、多くのブロガーの方が参加しているMKディスタンスの動画が上がっていました。
https://youtu.be/INIJr6Wquo0
今日は松村選手の5000がアップされると思うので、楽しみです。
キマニ選手の走りを見ていると、あんな風に軽く走りたいなと思いつつ、ああはなれないだろうなという自分もいます。
そこが限界を作っているので、小学生の頃みたいに、純粋に自分もああなれると思って、我流で積み重ねてきたちっぽけなプライドというか自我を忘れたいです。
大江戸線ラン30キロ
日曜日は、よく路線ランを行っている方に先導してもらい、大江戸線ランを行いました。
東京の街を走ったことが無かったので、とても新鮮で、30キロがとても短く感じました。
浜松駅を出発して、モノレール、汐留の日テレ、電通、築地、月島、両国国技館、スカイツリーが見えて、上野、東京ドーム、神楽坂、都庁、国立競技場、南青山、ミッドタウン、六本木ヒルズときて、東京タワーでフィニッシュ。
充実した観光です。
ただ、ランナー以外には地獄でしょう。
「はい、今日は上記の東京の名所見学ツアーを行いますので、私に付いて来て下さいね、
走って」
なんてガイドさんに言われたら、逆にお金払って欲しいです(笑)
為末大さんが坂ダッシュについて話している動画を見て、10メートルくらいをスタートから全力で走る坂ダッシュを10本行いました。
弘山勉さんも、出力を上げるために、登りのダッシュは静止から一気にトップスピードに持っていくことが大事だと言っていて、桐生選手や世界のアスリートも短い坂ダッシュを行なっているということなので、まず間違いなく、短い距離を全力で加速するのは有効だと考えました。
実際やってみると、翌日に久しぶりに筋肉痛になりました。かなりお尻の下が痛くて、いかに使っていなかったのかを実感。
いつものポイント練習で行なっている300mの坂ダッシュは、10本や20本こなせる力で行っているため、全力を出し切れず、無意識に、壊れないようにセーブしてしまいます。
そのため、最高出力を上げるには、刺激が足りないのかもしれません。
短い距離だとジョグの日にも行えるので、何ヶ月か続けて、効果を観察していきたいと思います。