陸上未経験のサブスリー挑戦

川内優輝選手の走りに感動して、2018年1月よりマラソンの練習を始めました。マラソン3:04(2020勝田)

ピッチとストライドとゴルフと

先日のマラソンで、私はピッチ176、ストライド1.29で、タイム3.06.53でした。

似たようなピッチで比較すると、元日本記録保持者の選手が02年シカゴマラソンで、ピッチ178.5、ストライド187.2 、タイム2.06.16。

【記録と数字で楽しむMGC】ピッチ、ストライド、ストライドの身長比を計測&計算してみよう:日本陸上競技連盟公式サイト

私は177cm59キロ、高岡選手は186cm64キロ。ストライド差が58センチで、タイム差が60分。
この差が伸び代ですね。どうすれば良いのか考えてみました。


まずはプロの理論を。わたしがEVOLUに行くきっかけとなった記事です。
ランニングエコノミーのまとめ ~ピッチとストライド~ | アスリートLab produced by EVOLU

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ランニングは体を早く遠くに飛ばすスポーツで、止まっている地面に力を加えるとなると、ゴルフに近いなと思いました。


ストライドを飛距離とすると、同じ8番アイアンで打ったとき、私は129ヤードで高岡選手は187ヤード。
同じ番手で58ヤードの飛距離差は相当です。

では、なぜそんな差が出るのか。
大きく3つの要因があると思います。

1 シャフト

適切な硬さのシャフトを、適正な角度、タイミングでしならすことができると、ボールは飛びます。
ランニングだと、シャフトは体でヘッドはシューズ。
1.5倍くらいのストライドの差となると、骨格や筋肉うんぬんより、いかに体のポテンシャルを使えていないかが、わかります。
これはフォームに対する知識と脳の認識、伝達する神経の発達の差なのではないかと思います。

正しい動きを身につけるためのドリルを重ねる必要がありそうです。
ユーチューブに素晴らしい動画がたくさんありますが、微妙な体のポジションとか、わからないんですよね。ちょっと違うだけでも、効果がかなり変わりそうですが、経験者のコーチに見てもらわないと、自分の動きが合っているかどうかわからない。
また、自分が思っているフォームと実際のフォームのギャップを知るために、動画撮影も必要そうです。

2 ヘッドスピード

クラブを振る速さが上がれば飛びます。

同じようなピッチ、同じ時間での一歩で、高岡選手の方が1.5倍も早く飛んでいるとなると、高く飛んでは滞空時間が長くなるので、ライナー性の進み方。

まるでタイガーウッズのスティンガー。私はウェッジの弾道。
片やホームでランナーを刺すイチローのレーザービーム。私はセカンドにようやく届く山なりボール。

みやす氏の腰低意識と間違った腰高フォーム。

クラブを早く振って、高さを抑えた弾道を出すには、かなりの筋力と、体の剛と柔の切り替えとタイミング合わせ、関節の柔軟性などが必要です。

私には筋トレ、脱力・前後の筋肉のオンオフの切り替え(次に使える筋肉は、今休んでいる筋肉で、私はムダな筋肉を使って力んでいる状態)の練習、股関節の可動域を広げる取り組みが必要だと思います。

となると、これも各種ドリルでしょうか。

3 インパク

クラブの芯でボールを捉えると飛びます。

シューズによって芯は違うはずですが、私は確実に、どのシューズて相当芯を外しているでしょう。
1ミリ外しただけでも、フルマラソンだと、何分・何10分という差になりそうです。

ただ、ヒールストライク・ミッドフット・フォアフットとあって、ヒールストライクのブリジット・コスゲイ選手が、女子の世界記記録をN%で出し、フォアフットの大迫選手が、N%に近い4%fnで日本記録を出したことを考えると、シューズの芯より体の芯の方が重要そうです。

体の芯(壁)を作ってインパクトと合うと、ボールは飛びます。体の芯が作れなくて、作用点となる部分がグラグラだったり、ポジションが外れているとボールと地面の重さに負けたり、適正なインパクトの角度が作れません。


シューズが地面を捉えた時に、体がその反発を効率良く受けられるポジションにあること。
それは重心への乗り込みや、スピードに合った接地位置、体の各種ポジションかなと。

となると、私はシューズの芯も使えず、乗り込みも遅れて、体の芯で反発を受けられず、地面の力があっちこっちにいってロスが大きいということになります。


改善方法は走り込みと、これまたドリルでしょうか。




ゴルフのインパクトは、音を追えと言われます。

アルバイトですが、プロトーナメントでキャディをした経験があります。

プロの音は絶品で澄んで高い音がしていた印象があります。し

あと、クラブにボールの削りカスが付くくらい、しっかりとボールを押せているのには感動しました。
プロは3ホールに1つはボールを変えないといけないくらい、ボールが損傷します。
ボールを打つゾーンで、自分の力、クラブの重力や遠心力、地面を蹴ったエネルギーを余すことなく伝えています。


シューズフィッターの藤原さんは「シューズは打楽器」と言っていたのを聞いて、通じる!と思いました。


大迫選手や設楽選手は、良い音を奏でているようです(聞いたこと無いですが)


私のN%は、「ボソッボソッ」という、なんとも気の抜けた音を立てています。

また、地面を押せないから、2レース走っても、N%の黒いゴムのところが、ほぼ無傷なのでしょう。
エリートランナーのゴムの削られ具合を見てみたいです。



考えた結果、たくさんドリルやれ!

となりましたが、素人に一番難しいのがドリルかもしれません。

まず、やり方がわからない。
それぞれのドリルの意味が良くわからないし、知識として知ったとしても、何が良くなるか実感しにくいから、やりたいと思わない。
走った方が爽快ですし、ドリルの面白さを見つけるのは、かなりハマらないといけないですし。
たとえ続けたとしても、やり方が似ていて非なるもので、効果が無いかもしれない。


陸上経験者はブランクがあっても、ドリルを理解しているから、正しい動きを取り戻せる。

そこが、経験の無い私との大きな差かなと、思っています。


今度はドリルのことを聞きに、パーソナルレッスンを受けに行こうと思います。
10000円以上かかってしまいますが、我流より相当な時短になります。


伸び代満載で、やることたくさんあるというのは、凄く楽しいです。
明日は足音を追うのをテーマにしようかな。


と、仕事にも、こんなにブログ書くくらいの情熱が欲しいものです。伸び代はたくさんあるはずなのに(笑)


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