ヴェイパー問題と広告
かなり話題となって、ランナーでない多くの人にも浸透した、「ナイキ ヴェイパーフライ」
私はとても良いシューズだと思います。フルの後のダメージが全然違います。
「分相応でないし、高いし・・・」と買うのに躊躇しました。
ただ、事故や怪我でもう走れなくなったら、今が人生で一番早い。
となると、その時期に、買えるのに買わず、「あの時、ヴェイパー履いていたら、自己ベストが出たのでは・・・・」
と後悔することになったら、それは3万円以上の人生のマイナスになる。
そう思い、えいやと買いました。
買って良かったですし、買いたくて、買えるなら、買うべき!とオススメします。
私は広告が好きで、このヴェイパー問題
「おそらく、ナイキに関係ある人が、陸連に強く問題提起したのではないか」と。
ランナーで無い人にも知り渡ることになったこのシューズ。
SNSやテレビ、ネットニュースなどなど、目にしない日はないです。
その広告価値は莫大なもので、世界中でこのプロモーションを広告枠を買って行ったら、何百億、はたまた何千億になるかわかりません。
それを、「あのシューズって、問題じゃない?ちょっと陸連さん、考えた方がいいよ。」
と、陸連に関わりの強い人に言ったことがトリガーとなったなら。
これって炎上商法で、堀江貴文さんとか、キングコング西野さんとかが上手に使っている手法の規模が大きい版だと思っています。
アディダスやニューバランスなど、ライバル会社の人の考えと、メディアの煽り方が違うようで、ライバル会社はヴェイパーをポジティブな技術革新と捉えて、市場拡大のチャンスに向けて、対抗商品の開発を行っています。
実際、試作品で好記録も出ていますよね。
更に、アルファーフライを使用禁止にする事まで計算していたとしたら。
トップアスリートは、提供されて広告塔になります。
買うのは一般ランナーが大半で、「公式試合で使えない。でも、市民マラソンでは問題無い」となったなら。
アスリートに提供しても、結果が出るかどうかわかりません。
誰も使わなくも広告になるとしたら。
いや、「人類初の2時間切り」
ただ一つだけの実績で禁止されたとしたら。
伝説のあのシューズ。
自分のレースには使えるのに。
なんとか買えるのに。
買わずにラン人生を終えられません。
と、思う人が生まれたなら、禁止された方が価値あって、勝ちですね。