テンポネクストはスパルタン
テンポネクストでインターバルを行いました。
とんでもないトレーニングシューズです。こいつは。
速いというか、スパルタンなところが。
川内式で、疾走そこそこ、レストはキロ5で200mを8本。
朝から霧雨で、路面に水が浮いている状態でした。
気温も低いし絶好!
と思って始めた最初の10mで辞めようかと思いましいた。
テンポネクストのソールの硬い耐久度の高そうなゴムが、滑る滑る。
最近張り替えたであろうアスファルトはそうでもありませんでしたが、農道の古いアスファルトはツルツル。
ターサーエッジやヴェイパーでは滑ったことありませんので、明らかに素材のせいです。
辞めようと思うも、これは
「走りを矯正する大チャンス」
と、ポジティブに考えました。
この狭いスイートスポットに上手に乗れるようになれば、レベルアップ間違いないと直感し、8本こなしました。
はっきり言って、こんなに一歩一歩に集中したインターバル、もとい練習は初めてでした。
足を蹴ると滑ってとても気持ち悪い。
全集中して神経を研ぎ澄まし、滑らないポイント、走り方を探ります。
グリップさせるには、踏んだ瞬間に引き上げるイメージで、蹴らない・真下に踏むというイメージではダメでした。踏む意識があると、ルツっといきます。
つい3日前、フロッグの拓プロに習った
「脚は引き上げるために使うもの」
という言葉が、まさに真で、私の金言となりました。
練習会での言葉選びは的確で、プロだと感じました。
ゴルフはレッスンプロたくさんいるのに、ランニングは資格や仕組みが無いので、プロは少ないですよね。
もっと増えると良いなと感じますが、資格より、「ランナーカッコいい」「稼げるからなりたい」という社会にする必要がありますね。あと、練習自体は外で無料でできて、練習会やパーソナルレッスンで早くなったかどうかわからないので、マネタイズがどうしてもインソールやtシャツ、サプリメントなどの「物」になってしまいますし…
日本のトップである大迫選手の取り組みを、応援したいです。
さて、テンポネクスト。
雨の日の滑る局面こそ、このシューズの真価が発揮され、使用者のレベルがモロバレします。
今の私のレベルでは、ハーフはおろか、雨の日は5000にも使えません。
サブスリー以上のレベルにしか、使いこなせないと感じます。
だからこそ、ウォーキングの延長ではない、いわゆる陸上の走りを習得するには最適なシューズで、陸上未経験者にとっては、優れたトレーニングシューズです。