陸上未経験のサブスリー挑戦

川内優輝選手の走りに感動して、2018年1月よりマラソンの練習を始めました。マラソン3:04(2020勝田)

陸上未経験者が、まず知るべきこと

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また為末大学より学びました(写真は関係ありません)

陸上未経験者が最初に知るべきことは、歩くと走るは、違うということだと、痛感しました。

知るというより、理解することです。

いやー、走り始めて2年以上、効率の悪い練習で遠回りしてました。
でも、今日から変われる気がします。

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人は歩行に特化していて、スマホいじっていても無意識で進めるくらい、歩くというのは本能的な動きだそうです。

歩くとき、地面からの衝撃(反発)を分散し、和らげて身体が壊れないようにするため、骨盤辺りが潰れて沈み、足首で蹴って進む。

この潰れて蹴る動作は、早く走るには無駄だけど、本能的なものなので、陸上未経験者はこのような動きになってしまう。
人は本能的に、歩く動作を走ることに応用しようとするのですが、この脳の働きに、違う回路を作らなくてはいけません。

この潰れて蹴るが、為末さんにとっては「とても気持ち悪い動き」だそうです。

接地の際、地面からの力を、そのまま走る力につなげればいいのに、潰れることで地面の力を分散させてしまい、それを補うために足で蹴り出す。

まさに私がエボーリュで指摘されたことですが、意味がわかりませんでした。「こんな風に潰れている」と見せてくれましたが、何となく理解した風にうなずき、その場を濁してしまいました。
何で潰れるのがダメなのか、教えて欲しかったです。

となると、陸上未経験者はまず最初に、歩行と走るの違いを理解した上で、潰れない動きを反復させて身体に覚えさせることが大切だと、開眼しました。
つまり、ドリルですね。

私は今まで、ネットや本にあるドリルを行なっていましたが、何のためにやっているのか理解せずに行なっていたため、効果は薄かったと思います。
形だけ真似して、なんとなくやっていましたので。

つまんないんですよね、ドリルって。
でも、めちゃくちゃ意味があると分かった今なら、楽しめます。


地面の反発をムダなく使って移動する、が走る。
早く走るには、歩くという本能的な動作の「潰れると蹴る」を無くす。


今まで20冊以上のランニング本を読んできましたが、全てはここに集約するのかなと感じました。


明日はスキップするとします。
もちろん、嬉しくてではなく、潰れなくするために。