10キロ@4:06 今に集中するマインドフルネス
10キロ走が、妙に好きな理由が分かりました。
ちょうど良い疾走時間で、今に集中できた時、ゾーンに入るといいますか、走った後のマインドフルネス度が高いからです。私にとって瞑想なのかもしれません。
気が付いたのは、本オススメ先生こと、メンタリストDaiGoさんが頻繁に勧めるラスハリスさんの本を読んだからです。
私はサイコパス度かなり高く、
「未来に不安を感じてないで、やればいいじゃん」
という人間なので、大部分はあれでしたが、
「今に集中して、今を生きる」
という言葉に、はっとさせられました。
7キロ過ぎてキツくなると
「入りが早過ぎたからだ」
「あと7週も残ってるよ」
と、どうしようもない過去(入りの1キロ)や、起きてもない未来(残り3キロ)に囚われて、ネガティブになってしまいます。今に集中できず、苦しいです。
土曜日の10キロは、ペースは早くはありませんでした。
ただ、
「今の一歩だけを感じる」
それだけをテーマにしたところ、あっという間に10キロが終わっていました。
もちろん、途中いつも会う、遅そうなフォームで早い格上おじさんや、小学生なのに一人で追い込んでいる少年などに集中力を削がれることはありましたが、他人のペースや自分の今の苦しさなどではなく、「今、自分ができる一歩」を考えることで、今を生きることができました。
最近、
食事中はスマホは見ない
仕事中はYahooニュースなど、なんの役にたたない麻薬的なネット情報を避ける
といったように、今に集中するようになって、価値観が変わってきました。
ランニングは、「今」しか考えないスポーツだから、こんなにもたくさんのおじさんがハマっているのだと思います。
悩みや嫉妬がある時こそ、ジョグの一歩に集中すると良さそうです。